大手金属メーカー様(研究開発部門) の導入事例
導入の背景と課題
研究開発部門における研究データの管理において、以下の課題を抱えていました。
・強固なセキュリティ要件による「クラウド利用不可」
社外非公表の研究データを扱っているため、セキュリティ上の制約から社外クラウドへのデータアップロードが一切禁止されていました。
・高度な計算処理に不可欠なExcelを手放せない
研究に用いる計算や処理プロセスが非常に複雑であり、自由度の高いExcelを使い続ける必要がありました。一般的なWebシステムへの移行は現実的ではありませんでした。
・表記ゆれによるデータ統合の限界
研究員ごとに使用するExcelのフォーマットや入力ルールが異なり、全角・半角の混在や材料名の不統一といった「表記ゆれ」が頻発。解析の前に膨大な時間をかけてデータのクレンジングを行う必要がありました。
・手作業による転記とミスの発生
共有用ファイルやグラフ作成用ファイルなど、複数のExcel間でデータを手入力で転記しており、作業負担と入力ミスのリスクが常態化していました。
導入効果
「SMART DATA COLLECTOR(スマコレ)」の導入により、セキュリティ要件を満たしながらデータ活用環境を劇的に改善しました。
・社内ネットワーク内でのセキュアな運用
社内オンプレミスサーバーに環境を構築。全てのデータのやり取りを社内イントラネット内で完結させることで、機密データの安全性を完全に確保しました。
・VBA連携による「ワンクリック」でのDB登録・参照
使い慣れたExcelにVBAマクロを用いた連携ボタンを設置。DBの専門知識がなくても、ボタン一つでDBへのアップロードや最新データのダウンロードが可能になりました。
・解析にそのまま使える「標準化されたデータ」の蓄積
スマコレを介してDBに集約することで、項目や形式が統一されたデータが蓄積されるようになりました。これにより、解析前のデータ整形工数が大幅に削減されました。
・リアルタイムな情報共有と転記作業の削減
DB一元管理により、各研究員が入力した最新データがリアルタイムで共有され、転記の手間がなくなりました。

お客様の声
下記のようなご感想をいただいております。
・選定のポイント: 「価格の安さ」と「既存のExcelをそのままインターフェースとして活用できる点」が決め手となりました。
・導入後の評価: 表記ゆれのないクリーンなデータが蓄積されるようになったことで、必要な時に即座にデータ解析へ移行できるようになりました。セキュリティの制約をクリアしつつ、現場の利便性を損なわない運用が実現できています。